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「期待と現実のギャップ」を埋める大人の婚活術

婚活に疲れ 悩む人

婚活の場所選びで迷走していませんか?


30代女性からのある相談。「マッチングアプリで1年半活動して彼氏は数人できたけど結婚までたどり着かず、結婚相談所に入会したら男性のレベルやコミュ力が低く、女性慣れしていないのに女性に求めることが多くて呆れた。タイプの男性や価値観の合う男性と出会えるからアプリに戻りたい」

 

こんな声、よく聞きます。

でも考えてみてください。

 

アプリで1年半も活動して結婚に至らなかったという事実。

 

エスコートしてくれて、個室に連れて行ってくれても、結婚してくれなかった。

 

これが答えなのです。

 

 

チヤホヤされる場所と結婚相手を探す場所は違います。恋愛だけならアプリの方が女性は有利かもしれませんが、結婚を真剣に考えているなら、その場所が合っているのか考え直す必要があるでしょう。

過度な期待が婚活の壁になっている


30代女性の成功事例をご紹介します。

彼女は美人でもなく、ぽっちゃり体型で大人しいタイプでした。それなのに、50人もの40代男性から選ばれたのです。その秘密は何だったと思いますか?

 

それは「男性に期待しない」という姿勢です。

 

初デートで男性が「お店を予約していなくてごめんなさい」と言った時、彼女は「大丈夫です、一緒に探しましょうか」と自然に笑顔で対応。会計の時に「割り勘でもいいですか」と言われても「もちろん」とあっさり財布を出しました。

 

多くの婚活女性が持つ「ちゃんとリードしてくれる人がいい」「エスコートできる人がいい」「会計はスマートにして欲しい」という過度な期待。それ自体は悪いことではありませんが、その期待が強く出すぎると、相手は評価されていると感じプレッシャーを感じるのです。

尊敬できる相手とは?


「尊敬できない男性とは結婚したくない」という気持ちはもっともです。しかし、「女性慣れしている」「エスコートが上手い」「口が上手い」ことと尊敬とはイコールではありません。

結婚相談所で活動している男性の多くは、結婚を真剣に考えている人たち。女性慣れしていない方が浮気の心配も少なく、むしろ結婚相手としては120点満点なのです。

心の持ち方を変えてみる


期待しないことは諦めではありません。むしろ自分をしっかり持っているからこそ、相手に何かを強く求めなくても幸せを感じることができる、大丈夫でいられる。その心の余裕や自然体の姿勢が最も魅力的なのです。

 

やってほしいことは黙って期待せず、言葉にしてお願いに変えてみましょう。「これちょっと重いんだけど持ってくれる?」と柔らかく頼むと、相手はすんなり「いいよ」と言ってくれるものです。

「私もこうでなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と肩に力が入りすぎていませんか?

 

今よりほんの少し力を抜くだけで、多くの異性から「また会いたい」と思ってもらえるようになるはずです。

期待しないからこそ大切にされる

これが婚活成功の鍵なのだと私は思います。